住宅メーカーの実態
出席者全員の話を聞いた後、おもむろに「実は住通チェーン本部として、中国の砂漠化防止のため、黄河流域の砂漠緑化運動に取り組む構想をもっている。」と(私が不動産業界の中で最も尊敬している)光武会長が切り出した。
会長の熱い呼びかけにも、我々は、「何も外国の砂漠緑化の活動をしてどんな効果があるのだ。」、「それより地元で喜ばれるどんなことでもいいから、そのお手伝いをしたほうが良いに決まっている。」、「商売にもなんの得にもならないじゃあないか、同じ木を植えるなら国内で植えよう。」などと冷たい反応をした。
しかし、会長は、「本部としてはこの方針で、日本の民間グループだ。
会長の声が神の声のように響いていた。
もしかして、自分が会長のレールにのってしまうかもしれない、とそのとき思った。
私は、翌日唯々興奮しながら、住通チェーン本部に電話をかけ、「砂漠の話をもっと詳しく教えてほしい。」と呼応してしまった。
そして1991年7月に、中国内モンゴル自治区のモウス砂漠に立つ。
ポプラの植林に励む、第1回中国砂漠緑化メンバーの一員となっていた。
『地球緑化センター』(事務局東京都中央区03-3241-6450)がその組織。
この運動に参加したことによって、砂漠が変化したように、私の生き方も大きく変化してきた。
砂漠の植林に始まり、内モンゴル大学生との交流、新たに1999年から揚子江(長江)流域での洪水防止の植林と続いて、冒頭に記した重慶での桃源郷を目指す活動に、さらに四川外語学院の学生達との交流もすすむようである。
縁(緑)は異なもの味なもの。
私が、『住通チェーン』を抜けてから何年になるのか。
でもまだ役員の方とはお付き合いをさせていただいている。
前述のような縁で、私も黄河流域の砂漠化防止の植林活動に携わり、中国内モンゴル(以下、「内蒙」と記す。)自治区に通って10年になる。そして4年前一緒に植林した内蒙大学日本語学科の学生だったEさんは高崎経済大学の大学院の留学生。彼女の先生で地球緑化センターの中国事務所長でもあるA建国内蒙大学教授(中国の大学教授は、基本給料が低いので、アルバイトを数多くしている。)を通じて高崎東ロータリークラブは、『日本語の教科書を内蒙大学に贈るプロジェクト』を進めている。
1999年からは、小淵元総理が江沢民主席に約束した事業「揚子江の洪水防止のための植林』もスタートしたので、重慶市にも通い出した。
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